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目次
NTT株価が下落した背景を制度面・産業構造・投資家評価の観点から整理し、なぜ成長期待が抑えられてきたのかを解説します。
あわせて、通信事業の安定性やIOWN構想、非通信分野を軸に、2026〜2030年に向けた将来性と再評価の可能性を検証します。
短期の値上がりではなく、配当と中長期視点でどう向き合うべきかを投資判断の軸として提示します。
● 政府保有株の売却懸念とNTT法を巡る不透明感が重石となり低迷が続いている ● 2026年以降は次世代光通信「IOWN」の商用化とデータセンター事業の収益化が鍵 ● 将来性を見据えた「配当+成長」のハイブリッド型長期投資としての価値
日本電信電話(NTT)は、国内最大手の通信事業者であり、政府が株式の3分の1以上を保有することが法律で義務付けられている特殊会社です。 固定電話・携帯・インターネットインフラの提供を中心に展開し、通信事業は国内で高いシェアを持ち、法人向けネットワークや国際通信も取り扱っています。
NTTグループはNTTドコモ、NTTデータ、NTT東日本・西日本などを擁しており、インフラからITソリューションまで垂直統合型のビジネスを展開。
近年では、光電融合技術を用いた次世代ネットワークの研究開発に注力しています。
近年のNTT株価は、2023年7月の25分割という大規模な株式分割が転換点となりました。分割直後は個人投資家の流入で活況を呈したものの、その後は150円〜180円付近でのボックス圏、あるいは軟調な推移が続いています。
日経平均株価が最高値を更新する局面でも、ディフェンシブ銘柄としての性質や、後述するNTT法改正に伴う不透明感から、市場全体の上げ潮に取り残される場面が目立ちました。
近年の株価の推移は、ピーク時と比較すると横ばい〜やや弱い傾向が続き、短期的なトレードよりも長期・安定配当重視の投資目的が多いことが特徴です。
(出典:TreadingView)
NTTの株価が軟調な背景には、単一の要因ではなく、複数のマイナス材料が複雑に絡み合っています。特に2024年からは、好業績を発表しても株価が下落する状態が続き、投資家を悩ませています。ここでは、その構造的ないくつかの要因を整理します。
NTT株の最大の特殊性は、日本政府が発行済み株式の3分の1以上を保有することが義務付けられている点です。
防衛費増額の財源確保策として「政府保有株の売却」が議論に上がる度に、投資家の間では需給悪化への警戒感(オーバーハング)が強まります。
現在市場に出回っていない「数兆円規模の株が市場に供給される」という懸念は、株価の上値を抑える強力な重石となっています。
また、日本政府の関与が続くことで、民間企業としてのスピーディーな意思決定や投資判断が制限されているという見解も、成長株としての評価を妨げる要因です。
日本のモバイル通信市場は、普及率が飽和状態にある成熟産業と言えます。政府主導の通信料金値下げ圧力や、格安プラン(ahamo等)への移行に伴うARPU(1契約あたりの平均収入)の低下により、国内モバイル事業だけでは大幅な利益成長を導きにくいことが現状です。
2025年以降の業績予想では、増収しているが先行投資がかさむ減益懸念が報じられることがあり、投資家による「安定しているが、成長性がない」というイメージを払拭できずにいます。
NTT株は2023年7月の25分割により、1株100円台という「超低位株」に近い価格帯になりました。これにより少額投資が可能になった反面、以下のようなデメリットが生じています。
株価が下がり、誰でも買える株になったことで、皮肉にも希少性やブランド価値を薄め「魅力がなく成長性に期待できない株」という位置づけになりました。
海外の機関投資家は、自己資本利益率(ROE)や株主還元、そして資本効率といった数字を基に厳しく判断します。
NTTは潤沢なキャッシュを抱えながらも、NTT法の制約により機動的な自社株買いや海外M&Aが制限されているため、資本効率が悪いという懸念があります。
さらに、「国策」に左右されやすい経営体質は、世界的な投資判断基準ではリスクと見なされがちです。
日経平均が史上最高値を更新する中でNTT株が取り残された背景には、構造的な割安放置(バリュートラップ)の問題が解消されていないことが挙げられます。
1985年の民営化時に、NTT法(日本電信電話株式会社等に関する法律)が制定され、NTT株価に影響しやすいため、投資判断の際には押さえておきましょう。
これが制定されたのは、NTTを単なる民間企業ではなく、国の基幹インフラを担う存在として位置づけ、一定の規律を課すことを目的としているからです。
NTT法(日本電信電話株式会社等に関する法律)の主な内容は以下の通りです。
2024年の改正により、「研究成果の公開義務」の撤廃や「外国人役員の制限緩和」が進みましたが、依然として「政府の株式保有」や「事業の自由度」については議論が続いています。
これまでの厳しい規制は、投資家からの視点では経営の非効率性として映っていました。
例えば、NTTが独自の 優れた技術(IOWNなど)を開発しても、公開義務があれば独占的な利益を得にくくなります。
また、外国人役員や外資比率の制限は、グローバル化する業界で活躍できるスキルや潤沢な資金を呼び込む上での「心理的・物理的バリア」となってきました。
さらに過疎地での固定電話維持コストが、利益率を押し下げる要因にもなります。
規制があることで、マイナス面が目立ち、NTT株は「実力はあるのに本来の価値(バリュエーション)では買われない」という状態が長く続いてきたのです。
NTT株をめぐっては「安定はしているが成長しない」「もうオワコンでは」といった意見が囁かれることがあります。
しかし、アナリストによる2026年~2030年の予測では、NTTは「インフラ×テクノロジー企業」へと評価軸が変わる可能性を秘めています。ここでは、その将来性を4つの軸で整理していきます。
国内の個人向け通信事業は飽和状態ですが、2026年以降、NTTドコモを中心とした法人向け「5G SA(スタンドアローン)」の普及が収益の質を変えると言われています。
単なるスマートフォンの回線契約ではなく、建設機械の遠隔操作、AIカメラによる工場自動化、自動運転のインフラ基盤として、企業のDXに不可欠な存在となります。
解約率(チャーンレート)の低い法人契約の比重が高まることで、景気に左右されない強固な収益基盤がさらに安定化します。
2026年は、NTTが掲げる次世代光通信基盤「IOWN」が実験段階を終え、本格的な商用展開へと踏み出す年です。 現在、世界中のデータセンターが生成AIの爆発的普及による「電力不足」という問題に直面しています。
NTTが開発した「光電融合チップ」は、従来の電気信号を光信号に置き換えることで、消費電力を大幅(100分の1)に抑える画期的な技術です。
2026年第4四半期には、光電融合デバイスの商用サンプル提供が始まる予定です。
2030年までの本格普及に向け、世界の通信・テック企業と標準化を進めており、インフラのライセンス収入という新たな収益源を狙っています。
NTTは世界第3位(※国内1位)のデータセンター事業者という地位を確立しています。
国内通信だけではなく北米、欧州、インドなどでのデータセンター投資を加速させています。今までは場所を貸すだけの「不動産型」から、IOWNを組み込んだ「省エネ・超高速型」データセンターへとシフトしていき、Amazon(AWS)やMicrosoft(Azure)といったハイパースケーラーのパートナーになることを視野に入れています。
2030年へ向けて、海外利益比率の上昇は株価の再評価の最大のトリガーとなるでしょう。
NTTが開発した国産LLM(大規模言語モデル)である「tsuzumi(つづみ)」は、OpenAIなどの巨大モデルとは異なる戦略で勝機を見出しています。
専用の機密システムが必要な業界(医療、金融、公共)に特化し、小規模なサーバーでも高速に動作する省エネシステムを作り出しています。
高いセキュリティ性で、企業内データを外部に漏らさないクローズドな環境でのAI活用に最適化。 2026年には「tsuzumi 2」への進化と共に、日本を代表する大手企業での全社導入事例が続出しています。
AIを提供する側として得る収益が、これまでの通信会社という枠組みを大きく突き抜ける原動力になります。
投資先としてNTTを検討する場合、他の国内大型株と比較することでその立ち位置が明確になります。
NTT株の最大の強みは、事業の安定性と不況への耐性です。トヨタ自動車のような景気敏感株(シクリカル銘柄)と異なり、景気が悪化したからといって通信(インフラ)を止める決断をする人は少ないです。
また、14期連続増配という実績は、投資家に対する「裏切らない姿勢」の象徴といえます。
NTT株の弱みとして挙げられる点は、企業として成熟しきっていることです。NVIDIAのように1年で株価が数倍になるような爆発力(キャピタルゲイン)は期待できません。
また、前述したNTT法のような政治的リスクが常に付きまとうため、純粋に評価されにくい側面があります。
銘柄
性格
主なリスク
期待リターン
NTT
ディフェンシブ・長期増配
規制、政府株売却
低〜中(安定志向)
トヨタ
景気敏感・グローバル成長
為替、EVシフト
中〜高(景気連動)
三菱UFJ
金利敏感・バリュー
金利動向、海外不況
中(利回り期待)
NTTは、ポートフォリオの「土台」を作りリスクを下げる銘柄です。攻めの成長株(ハイテク・半導体株など)が暴落した際に、資産を守るクッションの役割として位置づけるといいかもしれません。
「NTT株は今は買い時か?」という迷いを持つ方は多いと思います。2026年現在の市場環境を踏まえた結論としては、「資産の爆発を狙うならNO、老後の安定や配当目的ならYES」です。
2026年2月時点の株価(150円〜170円近辺)は、将来のIOWNやAI事業の成功をほとんど織り込んでいない「割安放置」の状態にあります。
配当利回りが3.5%を超えているタイミングであれば、配当を再投資し続けることで、2030年の結実期に大きな資産形成が期待できます。
業績の下方修正やNTT法を巡るニュースで株価が下がる場面は、絶好の「ナンピン(買い増し)」チャンスです。
PBR(株価純資産倍率)が1倍を割るような場面や、配当利回りが4%に近づく局面は、歴史的に見ても強力なサポートライン(下げ止まり)となります。
NTT株は、成熟した「モバイル通信業」から、IOWNやAIを軸とした「次世代のテック企業」へと進化する過渡期にあります。
政府保有株やNTT法といった政治的ノイズで株価が抑制されやすいですが、新技術の商用化が進めば、世界的にも再評価され、株価の成長が見込めます。
現時点の株価は低迷気味ですが、目先の変動に惑わされず、安定した配当を受け取りつつ将来性を見据えましょう。今こそポートフォリオの土台としてNTT株を据える価値があると言えます。
取引を次のレベルへ
口座を開設して、早速トレードを始めましょう。
ロットサイズとリスクを計算
リアルタイム通貨換算
重要なトレーディング用語や概念を学ぶ
企業の時価総額や業績に変更はなく、単に購入しやすくなっただけですが、短期資金が入りやすく値動きが重くなる傾向はあります。
NTTは株主資本配当率(DOE)を指標としており、安定的な還元を重視しているため、減配のリスクは極めて低いと考えられます。
市場への供給増により一時的に下落する可能性がありますが、国策としての安定性を背景に「絶好の買い場」と捉える投資家も多いです。
2026年頃からデバイスの商用展開が始まり、2030年に向けてデータセンター事業などでの収益貢献が本格化する見通しです。
外資との提携や機動的な経営判断が可能になり、グローバルな「テック企業」として株価倍率(PER)が再評価されることです。
急騰は期待しにくいものの、IOWN構想や非通信分野が収益化すれば、中長期で再評価される可能性はあります。
Maki Miyai
SEOコンテンツライター
Maki Miyaiは、SEO専門のウェブライターとして5年以上の経験を持ち、仮想通貨・FX・株式など、初心者から経験豊富な投資家まで注目している投資に関する情報を分かりやすく説明します。
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ナスダック100(NASDAQ100)とは? ナスダック100(NASDAQ100)とは、米国のナスダック市場に上場している企業のうち、時価総額が大きく流動性が高い上位100社(金融業を除く)の銘柄で構成される株価指数です。 正式には「NASDAQ-100 Index」と呼ばれ、世界的に見ても成長性の高い指数として知られています。 時価総額に加重が置かれていて、時代の流れに乗っている「アメリカのAIハイテク、ベンチャー、成長企業のエリート集団」をパッケージ化した指数だといえます。 ナスダックとは そもそもナスダック(NASDAQ)とは、1971年に開設された世界最大級の株式市場のことです。主にベンチャー企業に向けた市場としてスタートしましたが、現在では世界を代表するIT企業やハイテク企業が多数上場しています。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)と並び、米国の株式市場の二大巨頭として知られていますが、ナスダックはIT・テクノロジー・バイオ・通信関連企業に強いという特徴があります。 株価指数とは 株価指数(インデックス)とは、取引所に上場している特定の銘柄群の動きを一定の計算方法で数値化したものです。 市場全体の勢いや、特定の業界の好不調などの情報を「平均化した数字」として把握するために使われます。例えば、日経平均株価が上がれば「日本株全体が好調だ」と判断する目安になります。 ナスダック100指数に投資するということは、100社に分散投資をしていることと同様の効果が得られるため、リスク分散をする観点からも非常に優れた指標です。 (出典:TradingView) ナスダック100(NASDAQ100)の主な銘柄 ナスダック100が世界中で注目される最大の理由として、その銘柄が豪華であることにあります。主にAI、クラウド、半導体、EV、広告、ECなど、今後も成長が期待される分野を牽引している企業が多いです。 銘柄名(ティッカー) 主要セクター 企業概要 アップル (AAPL)...
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